2014年05月25日

そのとき私は幸せな気持ちに浸っていた


夕暮れの斜めの陽ざしが、右側の頬に暖かい。
ああ、もうこんな時間。


最終ページに描かれていた、「沈黙の裏側に溢れる愛情」のシーン。
2人の間には、何気ない日常会話がある。
ただし、あの事だけには触れず、互いに沈黙を守る2人。

大切にしているものは、いっときの間しまっておく事も必要なんだ。
何となく、そう思った。



どこか懐かしくなる様な、喫茶店を舞台に始まるストーリー。

「タロットの魔女」はじまり

そう、彼女は自分の店であるこの場所で、私と同じ経験をしたのだ。


「タロットの魔女?」


長谷川洋美先生の出版について、Sから話を聞いた時に、私は二度聞きしたのだった。きっと彼女も、心の中で「タロットの魔女?」と、二度聞きしたに違いない。




喫茶店の彼女は、運よく「タロットの魔女」と連絡を取る手段が与えられた。読み終えたばかりの本を最初のページに戻して、「いいなあ。」と、心の底から彼女を羨ましく思った。私も、小夜子に会いたい!

長谷川先生が生み出した小夜子に、惚れ込んでしまった。

一目だけでも会えたら・・・。
切ないような、片思いのような気持ち。
ふと、長谷川先生に会えば小夜子の一部に触れられると思い、急激に先生に会いたい!と、思った。



パラパラと順番にストーリーを追うように、ページをどんどん送ってみる。

少し気持ちを落ち着かせるように息をつき、最後の章にもう一度注目する。

「タロットの魔女」しめくくり

ああ、だけど良かった。
これで、良い。

愛情の見え隠れする、少しもどかしいような最後のシーン。
今度は、顔の筋肉がゆるんでしまい、にやけた顔が戻らない。

このあと、小夜子はどんな風に生きて行くのだろう。
そして、この2人の関係は、どんな風に展開して行くのだろう。



タロットの魔女」を読み終えた満足感と共に、やけに心の中があったかくなっていた。



「タロットの魔女」著者:長谷川洋美先生のレアサイン
 ↑ レア物のサイン

(あっちのキュートなサインもバッチリ頂きました♪)




posted by yoshikachan at 16:10| 小夜子に会いたい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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